Home > がん保険についての備忘録

がん保険についての備忘録 Archive

アリコの「がんを手厚く保障する保険」

アリコは、規制緩和以前はがん保険がとても有名でしたが、現在では“がん保険”とはっきり銘打っている商品はありません。
その代わり、“がんを手厚く保障する保険”として、「元気によくばり保険」と「女性限定わたしの入院保険」があります。
テレビコマーシャルでもおなじみの「元気によくばり保険」では、がんと診断された場合、300万円(上皮内新生物の場合は最大60万円)の一時金が支給されます。
これは他社のがん保険と比べても遜色のないものとなっています。
さらに病気やけがで入院した場合は1日1万円が支払われます。
無事に退院したら5万円、その後の通院は1日2,000円の保障があるため、再発に対する保障も厚いといえます。
病気による死亡または高度障害で500万円、不慮の事故による死亡は2,000万円と、死亡保障も充実しています。
「女性限定わたしの入院保険」では、ほとんどの病気やけがに対応しているほか、乳がんや子宮がんなど女性特有のがんと診断された場合の保障もあります。
女性特有のがんと診断された場合(上皮内新生物を除く)は100万円の一時金が、女性特有のがんで入院した場合は1日2万円(60日目まで。それ以降は1日1万円)が支払われます。
その後無事に退院できれば5万円の支給。手術に関しては女性特有のがん以外の病気やけがでも10万~40万円の保障が支払われます。
積み立てと無事故のWボーナスで、10年間で最大40万円が支払われるのも考慮すべき特徴といえます。

「0トクプラン」特約でキャッシュバックがあるチューリッヒ生命

チューリッヒ生命のがん保険は、1996年の設立以来、価格設定と販売作戦により急激にシェアを伸ばしています。
チューリッヒのがん保険の注目すべきポイントは3つあります。
1つ目は、がんと診断されたら100万円の給付金が支払われること。
この給付金は2年ごとの入院のたびに何度でも受け取れるようになっています。
2つ目は、がんによる入院で1日1万円が、何日でも無制限で支給されることです。
もちろん通院にも保障はありますし、無事に退院した場合はお祝い金の支給もあります。
手術した場合の給付金は最高100万円と高額です。
これらの金額はすべて「1口プラン」の場合ですから「2口プラン」ならその倍、「3口プラン」ならその3倍の保障が受けられるようになっています。
3つ目のポイントはチューリッヒのがん保険最大の特徴となっている「0トクプラン」という特約です。
この特約を主契約に付けることで、主契約部分の保険料10年分がキャッシュバックされるというものです。
これは仮に保険加入10年でがんと診断された場合、実質の保険料負担はゼロになるということを意味します。
これはチューリッヒのがん保険に加入するならぜひ付けておきたい特約です。
基本のがん保険は10年の定期タイプ(更新可)ですが、終身タイプのがん保険もあります。
また、がんと診断された場合のみ保障が受けられるという「ガン診断保険」もあります。
豊富なチューリッヒのがん保険は、ライフスタイルに合ったものを選ぶといいでしょう。

がん保険を日本で最初に手がけたアフラックについて

がん保険といえばアフラックというくらいがん保険のイメージが強い会社です。
日本にがん保険が始めて紹介されたのは1974年、アフラックによってだといわれていますから、それも当然かもしれません。
その後、アフラックはがん保険市場を席巻し、規制の助けを借りてではありますが、85パーセントものシェアを誇っていた時代もありました。
今でもその名残はあり、がん保険といえばアフラックというイメージが強く根付いています。アフラックのがん保険の特長は、手厚い保障。初めてがんと診断された場合には100万円の一時金が、がん治療のための入院・通院は1日目から1万円が支払われます。
特約をつけることでがん以外の病気やけがにも対応できますし、がんと診断された後、1年目から5年目まで「ライフサポート年金」が支払われるように再発への備えも考慮されています
ただし、これは被保険者が生存していることが条件となっているので注意が必要です。
アフラックのがん保険では金銭面以外のサポートも充実していて、がんと診断された場合、看護師経験のある専門のがん患者専門カウンセラーにの面談サポートを受けられるようになっています。
そして、医師や治療方法の選択などのサポートを通じて患者と家族の支えとなってくれます。

女性向きのがん保険もあります

最近では女性をターゲットにした女性向けのがん保険が増えてきています。
専業主婦が多かった時代は女性向けの保険は必要とされませんでした。
ところが今は、女性の収入も家計のために欠かせないものとなっている家庭が増えていますから、女性が働けなくなった場合の保障の需要が高まっているのです。
もちろん、女性のがん保険は専業主婦の方も加入できます。
女性のがん保険とは、乳がんや子宮がんなど、女性特有のがんになった場に保障が受けられるものです。
一般のがん保険よりも対象が狭いため、より厚い保障が受けられるようになっています。
反面、胃がんや食道がんなど、男女ともになる可能性のあるがんには基本的に対応していませんが、死亡保障だけ支払われることもあるようです。
一般のがん保険では保障金を入院費や治療費に充てるのが普通ですが、女性のがん保険にはそれに加えて特有の保障があります。
代表的なものが、乳がんの手術で失ってしまった乳房の再建費用です。
女性は乳がんで乳房を切除することで、たとえがんは治っても精神的に大きなショックを受けられます。
手術で乳房を再建することは可能ですが、もちろんこれにも費用がかかります。
この費用を女性のがん保険は保障してくれるようになっています。
抗がん剤治療で毛髪が抜け落ちてしまった場合のウィッグ作成費用を保障内としている保険もあります。

がん保険の選び方の一例

がん保険の選び方、選ぶ際に重要視するポイントは先にも触れたように人それぞれです。
ここでは参考までにその一例を紹介してみます。
ガン保険の選び方で多くの人がポイントにすると思われるのが保険料。
一体いくらくらいのものがいいのでしょうか?
安すぎるものは保障もそれなり?
いろいろな悩みますよね、私も自分ががん保険に入るときにはあれこれ見比べて混乱してしまいました。
無理のない保険料の目安は多くの方にとって5,000円~1万円くらいではないでしょうか。
独身や子供がいない夫婦なら5,000円程度のもので十分かと思います。
なぜかというと、万が一癌になっても、保険料でまかなわなければならない費用がほぼ治療費のみだと思われるからです。
逆に、子供がいたり、親の面倒をみている人は保障内容の充実した保険に加入することが必要になってくるでしょう。
治療費に加えて家族の生活費を確保しなければならないわけです。
自営業の方は自身の質病による休業=収入0になる場合もあり得ますから、保険料の節約よりできる限り保障の充実したプランを選ぶ方がよいでしょう。
その場合の目安は1万円程度になると思います。
保険料の次にがん保険の選び方で重要になってくるのが保障の内容ですね。
当座をしのぐための一時金が出るか、何度入退院をくり返してもそのつど保障してもらえるか、その保障額はいくらか、など、さまざまな条件を照らし合わせてがん保険を選びたいものです。
最近では、実際にかかった治療費すべてをまかなってくれる“実損てん補”タイプのがん保険も増えてきています。
これは使い道次第では保障が定額で支払われる定額タイプよりもかなり使える保険となります。詳しくは各保険会社のサイトをご覧になるか直接保険会社に問い合わせてみてください。

終身保険と定期保険の違いとどちらを選ぶか考えてみました

がん保険では新聞広告やテレビコのマーシャルで『生涯保障します』『一生涯保障が続きます』と謳っています。
これは被保険者が死ぬまで保障を受けられるという意味で、このタイプの保険を終身保険といいます。
終身保険最後の保障は、死んだ後に遺族に支払われる死亡保障となります。
以前は終身保険というと、死ぬまで保障を受けられる代わりに、死ぬまで保険料を支払うというように支払いの面でもその名の通り終身でした。
しかし、最近では、一定の年齢まで保険料を支払い、支払いが終わってからも保障を受けられるタイプの保険が高齢化社会かつ年金不安のあるなか人気です。
保障が生涯続く終身保険に対し、決められた期間だけ保障のあるタイプを定期保険といいます。終身保険と定期保険はそれぞれにメリット、デメリットがありますから、自分のライフスタイルにはどちらが合っているかを考えなければなりません。
死亡時の保障に関していえば、定期保険の方が充実しています。
がんは日本人の死因ナンバーワンですから、がん保険なら定期保険の方がお得かもしれません。しかし、最近ではがん=死ではなくなってきています、ガンとの共存という新聞の特集も読んだことがあります。
先に書いた、私がお世話になった部長さんも普通に仕事をしながら、月のうち決められた日数、週末に入院して制癌剤の治療を受けられています。
がん保険の保障は遺族の生活を保護するためだけではなく、がんを治療するためのものと考えることが少しずつ現実のものとなっている風潮があるのです。
それなら、がんが再発することも考えて何度でも保障が受けられる終身保険を選ぶというのもひとつの考え方です。
その場合は、再発した時にも保障が受けられるかを事前に確認しておく必要があります。
保障無制限と謳っている保険でも、※の付いた小さい文字で「同一のがんにつ’いては保障は一度です」などと書かれている場合もあります。

ガン保険の比較サイトについて思うこと

2000年の規制緩和以来、外資系のみならず日本の保険会社がガン保険の取り扱いを始めたことにより、保険業界はがん保険に力を入れています。
各社1つはがん保険を用意していますから、じっくりと比較・検討して選ぶようにしようと思います
比較せずにがん保険を決めてしまった私も、今になって他社のものに目移りしたりしています。私が加入した当時は殆どなかったのですが、がん保険の比較ができる専用のポータルサイトが役に立ちそうです。
「がん 保険 比較」などで検索すればいくつも検索結果が表示されます。
がん保険比較サイトでは、アフラック、チューリッヒ、三井住友海上など、主な保険会社のがん保険の要点が比較しやすいようにまとめられています。
サイト独自の人気ランキングはがん保険の比較で迷っている場合は決定の助けになるのではないかと思っています。
がん保険比較サイトでは、気になるがん保険の資料を一括で請求することができるのが便利です。
もちろん、各保険会社に電話すればセールス担当者が直接自宅に来てくれるでしょうが、そうなると後々断りづらくなったり、わずらわしさがないのがいいです。
「資料を送ってください」とお願いしても中にはしつこく「いつでしたら話を聞いていただけますか」と訪問をプッシュされたこともあります。
個別に電話やインターネットで手軽にできる資料請求ですが、何箇所もになると面倒になってついつい適当に決めてしまうということもあります。(私も若干その傾向がありました。)
がん保険比較サイトなら、複数社のがん保険の資料を一斉に取り寄せることができますから、たくさん資料を取り寄せて、にらめっこしながらがん保険を比較したいものです。
がん保険の比較というと保険料にばかり目が行きがちですが、それよりも気にかけたいのが保障内容です。
最近話題になりましたが、全てのガンに保障があるように表示されていながら、ガンの種類によってはいくつもの条件があったということもあります。
もちろんコストパフォーマンスも大事ですから、をよく考えて比較することで自分と家族に合ったがん保険が見つかると思っています。

いまや日本人の死亡原因のトップはがんです

1980年以来、日本人の死亡原因のトップはがんになっています。
2015年には2人に1人の割合でがん亡くなるともいわれています。
私の周りをみても、父方母方の祖母がガンで亡くなっていますし、父親も手術をしました。
仕事関係でも、プライベートでも一緒に飲み歩く親しかった方が2人ガンでお亡くなりになりましたし、お世話になった部長さんも現在抗がん剤の投与で闘病中です。
こうしてみると、私を含めいつ誰ががんになってもおかしくない状態ですし、私自身気をつけなければならない年齢に差し掛かったこともあって、万が一がんになってしまった時の備えをしておく必要があると痛感し、一応はがん保険には加入している私も今一度がん保険について考えてみようと思います。
がん保険が初めて日本に登場したのは1974年だそうです。
外資系の保険会社「アフラック」が将来のがん社会を見通し、がん保険の発売を始めましたのが始まりとのことです。
がん保険の販売は規制により長らく外資系保険会社が独占していて、アフラックが販売シェア85パーセントを占めていた時期もありましたが、2000年の規制緩和とともに、日本の保険会社もがん保険を販売するようになりました。
今や、がん保険は保険業界のキー商品となっているかのようです。
取り扱う保険会社が増えたことで、がん保険は厚遇化が進み、激しい競争の中、各社が個性を打ち出していることは、消費者にとっては選択肢も増えより自分に合った商品を選べるということです。
がん保険は対象をがんに絞り込んでいるため、医療保険よりも保険料の負担がずっと少なくて済むのが特徴です。
それでいて、がんと診断された時には大きな保障を受けることができるようになっています。
まだ若く、働き盛りの人はがん保険の必要性をいまひとつ感じ取れないと思いますが、先に書いた私の知人の方たちも自分ががんになると思ってがんになったわけではありません。
がんの中には自覚症状も少なく発病するものも多いですし、いま元気だから大丈夫とはいえないと思います。

Home > がん保険についての備忘録

Search
Feeds

Page Top